黄昏少年

私はよく黄昏れる。景色を見るのが好きだから。周りからぼぉっとしている。何を考えているのかが分からないと言われる。

何も考えてねぇ!!!

 

女子に「○○また黄昏てる」と言われた事もある。

しかし、それだけだ。

おいおい。そこで終わりかよ。そこから何か始まらないのかよ。

 

おい、俺。少女漫画や青春映画の見すぎだ。何もないのが当たり前だよ。

 

ここで私は疑問を抱く。本当に何もないのか?私が部屋に引きこもって1日を無駄にしたと嘆いている間にも日本のどこかで

黄昏てると女子が男子に言ってから恋の歯車が回り始めているということがあるのではないか?

 

その場にいない自分を哀れに思う。当事者にならなくてもいい。当事者になりたいのはやまやまだが、当事者たちのとりまき(重要な脇役)辺りでいたいという気持ちがある。

 

この日本にもし、ドラマや映画のような恋を送る少年少女たちがいるのならば見てみたい。

 

それかそのような青春時代を送った大人の方たちのお話を聞いてみたい。